【募集】11/3  映画道場~松本道弘先生の「東京裁判」にかける想い

英日同時通訳界のレジェンド・松本道弘先生と映画を鑑賞し
discussion(ディスカッション)や
debate(ディベート)を挟みながら
英語表現、歴史、思想などを深堀りして学ぶ「映画道場」。

11月の題材は、映画『東京裁判』を取り上げます。
松本先生が「日本人として知っておくべき!」と、
とても重要視されている映画です。

と言うのも、
「英語は話せるけど、日本のことは何も知らない」
という人が多いから。
真の国際人なら、日本のことを語れる人であってほしい、
との思いから、選びました。

東京裁判 [DVD]
監督:小林正樹
(1983年公開)

「東京裁判」とは、第二次世界大戦後に行われた「極東軍事裁判」のこと。
その裁判の実態と概要を描くため、アメリカ国防総省から公開された延べ170時間もの裁判記録フィルムを編集し、制作された歴史ドキュメンタリー映画。
1983年に公開され、昭和史回顧の決定版として空前の話題作となった。
戦争の実態と結果、および国際軍事裁判による評価が総合的、
客観的に記録されており、歴史的価値のあるフィルムとして評価されている。

日本を裁いた「東京裁判」と
ナチスを裁いた「ニュルンベルク裁判」。
どちらも戦勝国が敗戦国を裁くという、
同一線上の戦犯裁判としてよく比較されます。

日本の「罪状」とされた条項の中には、
当時の国際法では定義されていない
「平和に対する罪(戦争を始めた罪)」や
「人道に対する罪」など、
新しい概念が含まれていたことから、
日本側の弁護人だけでなく、

連合国からも「この裁判はおかしいのではないか?」という
疑問の声があがっていたそうです。

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戦後、日本人がなんとなく背負ってしまっている
「日本は戦争で良くないことしてしまった…」といった「罪悪感」。

そんな敗戦とともに植え付けられた「自虐史観」のルーツといわれるのが、
この「東京裁判」です。

日本人の歴史観に疑問を感じていた方も、
実は、戦後史に注目するのは初めて、という方も、
本当の日本を知るチャンスです。
ぜひ、一緒に日本史の新たなページを開きましょう。

松本道弘先生の『東京裁判』にかける想い

かつて、海外に一度も行かずに日本で英語を学び続けて、
アメリカ大使館の同時通訳者に選ばれた、という松本道弘先生。

日本にいながら、どのようにして英語力を身につけられたのか。
何のために英語と向き合い、高めてこられたのか。


松本先生は、あらゆる場面で語られていますが、
11月の「東京裁判」を題材にする映画道場でも、
松本先生の英語への向き合い方や、
日本を守ろうとする熱い思いを感じていただけるでしょう。

そこで今回は、松本先生ご自身の想いを表現された
ひとつの「詩」を紹介しましょう。

2013年に発行された著書
『中国人、韓国人、アメリカ人の言い分を論場する法』に掲載された
「正義の詩」
です。英語と日本語、2か国語で書かれました。

松本先生は、この英語の詩を、
当時の大統領である、オバマ大統領宛に送ったというのです。

ぜひ、日本語と英語、両方で読んでみてください。
松本先生は、何のために「英語」を武器として身につけられたのか。
その原動力を感じていただけることでしょう。

正義の詩

広島は、原爆投下された。
あれで全てが終ったと、我々は思った。
それが間違いであった。
長崎も原爆投下された。
彼らは、原爆だけでは物足りぬと思った。

我々は戦争に敗れ、国旗も失った。
我々は復讐せずに、ただ謝罪した。
「ごめんなさい、二度と過ちを繰り返しません」
彼らは、勝ち誇って言った。「ジャップをやっつけたぜ」
「我々は、原爆によって、多くの人命を救った」
どの国の人命? 彼らの人命?

我々は悲しくて、泣いた。彼らは喜んで笑った。
我々は、日本の伝統を捨てた。彼らは我々に民主主義を与えた。
誰しもが、戦争が終ったと思った。
それは間違いであった。

彼らは、我々に軍事裁判を強いた。
「身から出たサビだぜ」、軍事正義で我々は裁かれた。
我々は自尊心を失い、大義名分を失った。
愛国主義者たちは、戦犯として、絞首刑された。辱められて。
人道という名の下に、再び殺害された。
我々は訴えて、「裁判長、これって、復讐ですか」
彼らはこう言った。「いや、これがジャスティスなのだ」と。
なぜ、なぜなら、彼らは戦勝国だからだ。
われわれは、勝者による軍事裁判でなく、勧善懲悪の裁きが欲しい。
詩は殺さない。詩は癒す。正義は殺す。正義は癒さない。

正義は殺し、詩は癒す。
正義は殺し、詩は癒す。
アメリカ合衆国の大統領からの謝罪の詩は、
私の心を癒し、日本人の心を癒し、
原爆のない世界を望む全ての人々の心を癒すのです。

傷ついた自尊心を持つサムライ詩人 松本道弘

POETIC JUSTICE, PLEASE

Hiroshima was A-bombed.
We thought that was enough.
Wrong. Nagasaki was A-bombed again.
They thought an A-bomb wasn’t enough.

We lost the war, lost the flag.
We didn’t hit back,We just apologized.
“We’re sorry. Won’t happen again.”
They won the war, and proudly said “We got them.”
“The A-bomb saved more people’s lives. “
Which lives? Their lives.

We were sad and cried. They were glad and laughed.
We gave up our tradition. They gave us democracy.
Everyone thought the war was over. 
Wrong.
They gave us a military tribunal.
” You had this coming.” Military justice got us.

We lost face.We had none to defend our case.
Patriots were hanged as criminals.Humiliated.
Killed again in the name of humanity.
We pleaded, ” Your honor, is this revenge?
“They said, ” No, Justice.”
Why?  Because they won the war.
We don’t want military justice: We want poetic justice.
Poetry doesn’t kill. Poetry heals. Justice kills. Justice doesn’t heal.

Justice kills, Poetry heals.
Justice kills, Poetry heals.
A poetic apology from a President of the United States,
would heal me,the Japanese, and those who seek a nuke-free world.

by Michihiro Matsumoto
Samurai poet with a wounded self-esteem 

松本先生の「ディベート」で真実を探求しよう

今回も、松本先生のオリジナル「ディベート」に挑戦します!

松本先生の提唱する『ディベート』の目的は真理の探究。
相手を論破するためや、勝つためではなく、
対立する相手から新たな視点を学んでいく、
というもの

といっても、やり方は難しくありません。
2チームに分かれて行うチーム戦です。
誰でも参加しやすく、考えやすいのが特徴。
もちろん、言語は日本語でOKです! 

9月の映画道場でディベートを行ったときは、
初めての方が大半であったにもかかわらず、
とても濃いディベートになり、大きな学びを得られていました。

参加された方からの感想をご紹介します。

「相手とぶつかる恐怖感がなく、
心の中にすーっと溶け込んできて、
反対意見からも濃い学びがありました。
ケンカにならないところがいいですね。
松本先生のやり方は相手を思いやる心があるので、
日本的で素敵だなと思いました」(K.Kさん)

「自分の思考回路のどこが欠けているのかがわかった。
短い時間で多くのことが学べるところがスゴイ」(廣岡康輔さん)

「頭も、感性も、腹も、鍛えられた!」(T.Mさん)


さらに、ディベートは「英語力」を高めるにも必須。
それぞれの役割になりきって参加すると、
英語的な思考力が自然と磨かれます。

英語の勉強を始めたばかりの初心者の方も、
日常的に使いこなされている上級者の方にもご参加いただいています。

論理的に考え、発信する力を鍛え、お互いから学びあい、
視野を広げていきましょう!

松本道弘の映画道場~イベント詳細

【開催日時】 11月3日(火・祝) 
       13:00〜18:00頃(12:30受付開始・開場)
【題材映画】 東京裁判(ほぼ日本語で、一部英語(字幕)です)
       ※今回は、映画の前半半分を取り上げます。
【参加費用】 2,000円(税込)※当日受付でお支払いください。
【最大定員】 20名
【開催場所】 プレザントハウス3F (大阪・楠葉)
【お申込み】https://www.payke.jp/gt/p/50g113x2
      〒573-1105 大阪府枚方市南楠葉1丁目6−8
※会場でのお食事は御遠慮ください。(昼食は済ましてお越しください)